日本海軍 特設水上機母艦 君川丸 SD

優秀汽船の筆頭、君川丸の登場です。

今日の設計仕様にあわせ、船体、甲板、艦橋部品に分割しました。航空機軌条を別地部品化。甲板シート付き。窓は透明部品使用。全長約２２０×全幅２７×全高５０mm。

川崎汽船によって建造されました神川丸型貨物船の二番船。１９３７年（昭和１２年）７月１５日竣工し、ニュ－ヨ－ク航路に配されましたが、太平洋戦争により、１９４１年（昭和１６年）７月６日日本海軍に徴用され、特設水上機母艦として水上機の運搬、陸上基地のない島嶼では水上機の基地として活躍しました。開戦後は第五艦隊に配属され、大湊、厚岸、幌筵方面で活躍しました。翌年１７年にはアリュ－シャン作戦に参加、水上機部隊を編成しました。１９４３年（昭和１８年）には再び大湊方面で行動しましたが、連合国の反抗が本格化し制空権を奪われてからは、活躍の場が減り、特設運送艦に転用されました。１９４４年（昭和１９年）１０月２３日ルソン島北西において米潜水艦「ソ－フッシュ」の魚雷によって沈没。同年１２月に除籍および解傭となりました。君川丸の特徴としては、後部甲板上に木版を張り、航空機運搬軌条を設置、船体側部にカタパルトを配していました。

【艦種：その他】
【国：日本艦船】